小学生の英検

内容が難しい英検の長文読解を小学生がいかに練習するか?【洋書多読と併せて】

こんにちは、なみすけ85です。

息子は今年の3月に英検準2級に合格したものの、その次の6月、そして先月の10月の2回分の英検2級(筆記)の本番を辞退しています。

これは、英検2級の長文問題が英語とそのテーマの両方で、手に負えないほど難しいためです。

そのため我が家では、機が熟すまでの間、オンライン英会話と洋書多読の2本立てで英語学習をしております。

しかし、ただ闇雲に洋書多読だけをやっていては、本当に英語力が伸びているのかどうか不安にかられます。

「本当に英語力が向上しているのか?」

「もはややり方が悪くて英語力が落ちているのではないか?」

自宅学習されている場合は、洋書多読と併せて、週1回でも良いからお子さんの英語力の維持と向上を確認する術が欲しいところかと。

本日は、その洋書多読のフォローアップの仕方についての提案です。

なみすけ85
なみすけ85
言い換えると、英検と距離を取りつつ学習を進める方法

ネイティブ向けの教材を活用すれば、小学生でも理解できるトピックの内容で、お子さんの英語力を確認することができます。

洋書多読を始めて

洋書多読を本格的に始めてから、早4ヶ月が経ちました。

日々の学校の授業や催し、習い事や友達と遊んだり、小学生は低学年であっても色々と忙しようです。

その中で、隙間時間を見つけては、一日数ページずつでも、少しずつ少しずつ読み進めました。


先日ようやく5冊を読み終えました。

出会った未知語については、最初は全てチェックを入れPCに記録していました。

しかし、今は良いか悪いかはさておき、「楽さ」を優先して、「知らない単語はすっ飛ばす」という方針としています。

なみすけ85
なみすけ85
「遊び感覚で読む」重要性を痛感しています

長続きする方が優先順位が高いと判断しました。

今後も洋書多読は、この手法で続けていく予定です。

本当に英語力が伸びているのか?

洋書多読は良いです。

何と言っても、様々な著書によってその効果が証明されています。

英語を左から右へ理解できるようになり、それはリーディングだけでなくリスニングにも効果を発揮します。もちろん英単語や英語表現も広がります。

そして、うまく軌道に乗せてやれば、子供1人でできるので親の手がかかりません。

なみすけ85
なみすけ85
↑これがとにかく素晴らしい

しかし、です。

本当に英語力が向上しているのか?
もはややり方が悪くて英語力が落ちているのではないか?

この辺は、親として定期的にチェックしておきたくなるかと思います。

しかし、素材に英検2級の長文を用いると、これまで同様、話の内容が難しすぎて、英語の実力がうまく測れません。

程よく社会性の高い話題で、かつ、年相応な長文素材はないものかと、何度も本屋に通いました。

するととても良さそうなものに出会いました。

ネイティブの子供向けのKUMONです。

他にも「MATH」など色々種類がありますのが、「READING」を選びます。

少し内容がわからないくらいの方が良いので、息子にはネイティブ小学4年生(GRADE 4)くらいのものをチョイス。

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シンプルな単語で、ゴミ問題や小学生の気持ちの心情を描いた話など、とてもちょうど良い感じ。

長文の英語レベルは、単語レベルも考慮すると、英検3級〜準2級くらいに相当するでしょう。

(上記のネイティブ小学4年生(GRADE4)はこんな感じ)

英検準2級を勉強中でこちらに取り組む方は、もしかしたら小学2年生(GRADE 2)、または3年生(GRADE 3)くらいの「READING」から始めても良いと思われます。

「平日は洋書多読を1人で適当に、休日はKUMONで精読を親と一緒に」の二つを織り交ぜながら、英検2級の長文読解に対抗できる力を少しずつ養っていこうと思います。



英字新聞の活用

先日紀伊国屋の洋書フロアにいって聞いてきたところ、子供向けの英字新聞はないが、「The Japan Tims Alpha」はあるとのこと。

The Japan Times Alpha
あの有名な英字新聞「The Japan Times」の易しめ版です。

本当はこれで進めたいのですが、息子の場合はまだ難しいかなー、、という感じ。

値段も安いし、入手しやすいので、時期が来たらぜひ活用していきたいと思います。

もしかしたら、英検2級合格レベルの小学生高学年のお子さんであればいけるかもしれません。

First News

しばらくネットの情報を探していると、子供向け英字新聞を見つけました。

First News。

なんか良さそうじゃないですか!?

完全にノーマークでした。

これは、イギリスで発行されるのもので、対象年齢は7歳から14歳。日本で英語を勉強している小学生にとってはとても魅力的。

調べた限りだと、オンラインのホームページから日本にも取り寄せができそうですが、「国際定期購読(”International Subscriptions”)」となるので、最低でも26週間からの契約となっております。

Weekly発行なので、

  • 最低契約期間:6ヶ月くらい(26➗4=約6ヶ月分)
  • 6ヶ月の費用:8375円くらい(59.99イギリスポンド)

ということでしょうか。(詳しくはホームページ参照をお願いします。)

信頼の紀伊国屋洋書フロアにもないし、First Newsを1部ずつ日本で購入するのは、私が知る限り難しそうです。

まだ定期契約はしませんが、将来的にはこちらにしてみようかなと思っています。(ちょうど息子が読んでいる「Wimpy Kid」の漫画も新聞に含まれていたので、息子の興味が続くかなと)

まとめ

洋書多読だけでも、十分英語力が伸びます。

しかし、私もそうですが、検定や試験を途中に挟まないと、実力が上がっているのかどうかが見えにくく、不安に駆られることがあります。

この不安感を取り除く手段の一つとして、ネイティブの小学生がやっている教材に取り組み、その出来栄えを確認することが挙げられます。

ただ漠然と洋書多読をするのではなく、KUMONという一つの質の基準になり得る、ネイティブ向け教材を用いることで、英語力の現在地点を確認しながら、英語力を高めることができるます。

なみすけ85
なみすけ85
こうすることで「英検と距離をとることができる」と考えることもできます

また英字新聞を活用できる場合は、休日に親と一緒に読んでそのトピックについて話し合いをしてみるのも、良さそうですね。子供の英語力を確認しつつも、新しい社会性の高い知識もインプットできる。

国内で利用できるネイティブ小学生の向けの教材を探すのは一苦労ですので、ぜひご参考いただけると嬉しいです。

ABOUT ME
なみすけ85
会社員(38)。2児の父。趣味でブログ運営。英検1級、TOEIC満点、国連英検特A級(外務大臣賞)。できるだけ金のかからない自宅学習法を目指して発信。