小学生の英検

【英検2級】小学生(低学年)にとっての1次試験とは

こんにちは、なみすけ85です。

今回から英検2級の1次筆記試験の勉強をスタートしていきます。

我が家においては、「小学生のうちに英検2級」は、早期英語教育の開始を決めた際の最低目標でもあり、一つの節目となる級となります。

レベル・合格率

英検2級は、一般には日本の高校卒業レベルなので、大学入試の英語と同じくらいの難易度です。

英検の中で位置づけとしては、英検2級はまさに「中級レベル」に該当し、これに合格すれば残すは英検準1級と1級の「上級レベル」へと進むことになります。

英検から公式なデータの発表はありませんが、巷では一般に30パーセントの合格率となっているようです。

なお、英検2級取得者のレベルとは、英検ホームページによると以下のようになっています。

  • 読む:まとまりのある説明文を理解したり、実用的な文章から必要な情報を得ることができる。
  • 聞く:日常生活での情報・説明を聞きとったり、まとまりのある内容を理解することができる。
  • 話す:日常生活での出来事について説明したり、用件を伝えたりすることができる。
  • 書く:日常生活での話題についてある程度まとまりのある文章を書くことができる。

 

英検が公表している審査基準と出題目安を、2級と準2級で比較してみると、英検2級はさらに実用的な問題となっており、英語使用者としての幅が一層広がる内容です。

また、資格としてのアピールという点で、英検2級取得には多くのメリットがある様です。

英検準2級

  • できること:「日常生活に必要な英語を理解し、また使用することができる。」
  • 教育や科学などを題材とした、長文の穴埋め問題が加わる。
  • センター試験の問題形式と共通点が多く、入試対策にも最適。
  • 高校卒業段階の英語力の達成目標:準2級~2級(文部科学省)

 

英検2級

  • できること:「社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる。」
  • 医療やテクノロジーなど社会性のある英文読解も出題される。
  • 海外留学、国内での入試優遇・単位認定など、コミュニケーション力が高く評価される。
  • ビジネスシーンでも採用試験の履歴書などで英語力をアピールできる。




一旦問題集を離れる勉強法

小学生(低学年)の子供にとっては、英検準2級でさえも頻繁に難しい内容の読解、単語、文法が登場しました。英検2級においては、それ以上の難しさが予想されます。

特に、英検2級の長文読解問題では、遺伝子組み換え食品、他国の文化風習など、小さい子供が理解しにくい「社会性の高いテーマ」が題材となることがあります。

そのため、基本的には、毎度お馴染みの「できるものだけやる!」精神で学習を進めていくのですが、どうでしょうか?

お子さんが試験勉強だけでなく、英語自体に対して疲れを感じていないでしょうか?

なみすけ85
なみすけ85
お子さんも親御さんも疲れてない?

子供が「英語が好き!」と言っているうちは問題ないと思いますが、早期英語教育の最悪のシナリオは、「早くから英語を勉強しすぎて英語の難しい一面を知ってしまう、結果として英語が嫌いになる」です。

このリスクは、早期英語教育を実施する間、常に付きまといます。

一旦こうなってしまうと、子供のモチベーションを修復するのは意外と難しいかもしれません。

「英検準2級に合格したのに、また問題集を解く日々に戻るのか。。。」なんてなると、英語学習にも身が入らず、なかなか効率よく英語力を向上できないかもしれません。

我が家の場合、上記のネガティブな様子は息子の態度からは見受けられません。ただ現時点で息子はまだ小学1年生。

英語力の観点から言うと、先述の息子の英検準2級の会話レベルを見る限り、ノンネイティブとしてですが、十分(歳相応)な印象です。

レベルが低い分野も見られますが、読んで、書いて、聞いて、話して、がなんとなく一通りできるので、英検2級の難しい内容をがつがつ吸収するよりは、これまで構築したものを発展させるイメージで学習を進めたいところ。

「すでにできること」をベースにして、知識や技術を上乗せしていけるような学習法を目指したいと思います。

(いきなり2級の問題集をやると、また「できない」マインドに後戻りしてしまうので、自信を喪失させたくない。)

単語帳っぽくない単語帳

そのため、我が家の場合は、一旦恒例の問題集「英検2級をひとつひとつわかりやすく」や単語帳「PASS単」を離れ、「できる・できない」、「解ける・解けない」の線引きがあえて分かりにくいところからスタートすることにしました。

お馴染みのタンタンの高校編です。

これは、知らない英単語を覚えられるだけでなく、準2級で学んだ単語がある程度含まれているので、「この単語は知っている!」という具合に自信をキープしつつ学習を続けられます。

当然、タンタン(中学編)をやった時と同様に、シャドーイングの効果も期待できます。

使い方もこれまで同様。

  1. 読んで意味を理解する(1周目)
  2. 聞いて意味を理解する + 聞いた内容をシャドーイング(2週目)
  3. 上記2を暗記するほどしつこく繰り返す

 

洋書多読

簡単な子供向けの洋書ですと、英検準2級を突破したお子さんにはすでに読むだけの能力が備わっている可能性が高いです。

文法は、中学校(英検3級)までのものがしっかり分かっていれば、力づくでも読み進めるものも多いですので、このタイミングで挑戦してみるのも良いかもしれません。

ただし、いくら子供向けの洋書とはいえ、登場するボキャブラリーの幅はとても広い。(普通に英検1級の単語帳のものが登場したりします。)

よっておすすめは、上記の単語帳まで終わらせてから洋書多読が良いと思います。

が、我が家のケースはあくまで一例なので、「準2級のあとは、そのまま洋書多読」をまずやってみて、今後の方向性を決めるのも良いでしょう。

洋書多読に進んでみる方は、こちらをどうぞ。

【小学生向け】多読におすすめの洋書30選【英検2級・準2級】

オンライン英会話

英検準2級の面接で身につけたスピーキングを、そのまま発展させたい場合はオンライン英会話へ進むのも良いと思います。

我が家では、上記の単語帳や洋書多読などをやり終えた後にオンライン英会話に取り組みましたが、英語のアウトプット力の観点から見ると、この時点からオンライン英会話を始めても同様の効果が得られるはずと感じています。

オンライン英会話の良さは、会話を楽しみながら、ぐんと英語を話すことが上手になるので良いことしかないです。

しかし、「果たしてオンライン英会話が今の英語レベルのお子さんの学習に効果があるか?」言い換えると、「英検準2級に合格するレベルの子供に、オンライン英会話を受ける能力が備わっているか?」が心配になるところ。

これについては、前にも書きましたが、基本的に、スピーキングで使用できる英語レベルは、自分の英検級の1個か2個下です。つまり、英検2級レベルの子が話す英語レベルは、英検3級くらいです。具体的には、接続詞WhenとかIfとかを使えるレベルです。

上手な子は関係代名詞thatを使って文章を後ろからどんどん修飾して、長い文章が作れるかもしれませんが、英検準2級に受かっている時点で、とりあえず話すための下地はすでに学習済みのはず。

さらに特筆すべきメリットは、オンライン英会話を通して国際感覚を養えます。

やはりこの年代で海外の方とコミュニケーションをとるところにとても意味があると思っています。

なみすけ85
なみすけ85
一親としての持論ですが…

言葉から肌の色から文化から食生活から、自分と違う人を受けいけ入れる「受容力」なるものが育まれます。「違い」に対して寛容になれるかは、国際人になるには絶対必要なセンスです。

このあたりの社会性の高い経験は、そのまま英検2級の読解問題で要求される「社会的な基礎知識」を養う入り口にもなり得ます。

よって、オンライン英会話の無料お試しやとりあえず1ヶ月くらい実際にやってみて、自分のお子さんにマッチするかどうか見てみるのも、おすすめです。(なお、そのままオンライン英会話で上手くいきそうであれば、必ず続けた方が良いと思います。日常に英語のアウトプットがあるのないのでは、将来的に英語力に大きな違いができてきます。)

オンライン英会話に進んでみる方は、こちらをどうぞ。

【小学生におすすめ】子供向けオンライン英会話5つを比較【英検対策】

英語字幕アニメ

こちらは楽しみながら英語学習ができるので最高なのですが、英検2級をこれから頑張るお子さんにとっては、なかなかチャレンジングな内容かもしれません。

ネイティブの子供むけのアニメは、イラストのタッチからストーリー展開まで、日本のアニメとは異なる海外っぽさが面白く、内容がわかるとハマる子供は多いはずです。

しかし、これまで英検を軸に勉強してきた英語と「生」の英語とでは、やはりレベルに差があります。

なみすけ85
なみすけ85
ネイティブ子供向けのアニメは、英検1級を保持する大人でも聞き取れない箇所がたくさんあるはず

このギャップを埋めるには、英語の音と文字が一致する様に、「英語の音声+英語の字幕で見る」という、大人さながらなの特訓方法が効果的です。

しかし、特にリスニングについては、英検のリスニング問題の2倍とは言いませんが、1.5倍くらいで発話されている様に感じる程速く、難しく感じるかと思います。

また、字幕で使われる単語も、英検2級以上のものや子供ならではのスラングが多いです。

そのため、まずはこの学習法を取り込めるかどうか各ご家庭で確認が必要です。英語のアニメについては、ネットフリックスやスカパーのカートゥーンネットワーク等を少しやってみて、英語字幕の設定等含め、どれが使えそうか見てみると良いでしょう。

お子さんの興味が持たない様であれば、決して無理する必要はありません。ただ、もしお子さんがハマれば最高です。

まとめ

上記のように、英検準2級に合格した後は、無理に英検2級の問題集に進まなくても、色々と選択肢があります。

もちろんこれまでの学習手順通り、「英検2級をひとつひとつわかりやすく」や「PASS単」に取り掛かるのも良いですが、ぜひお子さんに合った道で、英語学習を継続することを大切にすると良いかと思います。

我が家の場合は、単に英検2級に合格するだけではなく、これまで学んだことも全て吸収した上で次のステップに進むべく、「やったことがある事項のレベルアップ+少しの新しい事」を軸に、単語帳タンタン(高校編)あたりからやっていきたいと思います。

人に教えることに関してど素人だった私も、この早期英語教育を通して私自身も少しづつですが知見を蓄えてきている気がします。

英検2級は一歩一歩確実に取り組むことが、今後の息子の英語の土壌形成にとって大切なこともわかります。

ここから先は、決して行き急がないことを肝に命じつつやっていきたいと思います。

ABOUT ME
なみすけ85
会社員(38)。2児の父。趣味でブログ運営。英検1級、TOEIC満点、国連英検特A級(外務大臣賞)。できるだけ金のかからない自宅学習法を目指して発信。