無事英検4級に合格された方、おめでとうございます!
ここまで来れたら、親子ともに英検学習の良い波に乗れていると思います。
それではさっそくですが、英検3級の学習を進めていきます。
小学生(低学年)にとっての1次試験とは
まずは英検のホームページで英検3級のレベルを見ていきましょう。
- 読む:簡単な物語や身近なことに関する文章を理解することができる。
- 聞く:ゆっくり話してもらえば、身近なことに関する話や指示を理解することができる。
- 話す:身近なことについて簡単なやりとりをしたり、自分のことについて述べることができる。
- 書く:自分のことについて簡単な文章を書くことができる。(※ 英検3級はライティングがあります。)
英検5級、4級、3級と進んでくると、各ご家庭で子供に最適の独自の勉強法も確立されてくると思います。
私の記事の中でも、前に説明した手順等、やり方が変わらないものは、重複を省いていきます。
学習手順はいつも通りで、まずお約束のこちら。
親が内容を把握して新しい英文法を教えます。
現在完了の様に時制が絡むものは、子供が理解しにくい可能性が高いですので、できるだけ平易な言葉で、全てわからなくてもなんとなく分からせることを目標に教えていきましょう。
現在完了の場合ですと、意味=したことがある、形=have / has + 過去分詞という風に「1つの意味と形」が分かればとりあえずOK。
他にも色々意味はありますが、追い追い「〜し終わった」等という意味もあると分かれば良いかと思います。
ここで少しボキャビルをやっておく
これまで息子はまとまった単語学習というものをしてきませんでした。
問題集で出会った単語をなんとなく覚えて、チャレンジイングリッシュに出てくるものを感覚的に身につけていました。
上記の「英検3級をひとつひとつわかりやすく」一緒にやってみた気づきとして、やはり中学三年生の内容だけあって、文章の中で知らない単語がたくさんあります。
そして、その単語を知らないがために解けない問題というのがちらほらあります。
また、これから英検準2級、2級と進んでいくと、文法力に加え、語彙力がものいう試験になってきます。
その時にいきなり単語学習を始めても量が膨大になってしまうため、少しずつ、「当たり前に知っている単語」というのを増やしてやることが、この段階で必要と判断。
ただし3級の単語帳の中には、例えば”government (政府)”という単語も普通に登場します。
日本語でも意味が分からないものは飛ばしてどんどん先に進みましょう。
拾える単語だけ拾っていくスタイルで、そろそろ小学生というタイミングで少しずつボキャビルをやっていくことにしました。
中学英語の単語(英検5級から3級まで)をまとめた、小学生に効く単語帳が発売されています。
これから英検3級の単語帳をやる方は、一般的に使われるパス単を買う前にこちらも検討してみてはいかがでしょうか。
(詳細はこちらの記事を参照:仕上げと準2級に向けて)
我が家はパス単よりこちらの方が暗記効率が良い様です。
まとめ
英語レベル初級卒業の証である英検3級。
おそらくここまでを小学生のうちに目指すご家庭が大半だと思います。我が家の英語に興味がない娘においても小6でここを狙っています。
英検3級は、中学までの文法と少しの単語力が要求されます。
特に文法については、ここで身につけた文法力で英検2級まで戦う予定です。(高校の文法は難しい過ぎて、小学生低学年では理解と記憶が困難)
ただし、実際やってみて定着しなかったり、嫌がったりする場合は、無理強いはせず、今後英語を続ける過程で覚えて行けば良いだけだと考えます。
「できるものからどんどんやる」いつも通りの作戦で、引き続き英検3級の学習を進めていきましょう。