こんにちは、なみすけ85です。
英語入試には、算数と国語も出題されるということで、ここ数ヶ月は、これら二教科を集中的に学習してきました。
特に算数は苦手でしたので、ほとんどの時間を算数に割り振ってきました。
その結果、なんとか狙っている学校の偏差値にギリギリ近づいたかなという状態まで持ってこれました。(周りの皆んなも頑張るせいか、かけた時間の割に中々伸びないものですね。。。)
一方で、英語は小6の夏休み以降ほとんど手付かず。
本番まで残すところ2ヶ月。
今回は、英語力を一気に回復させていきます。
英語力はすぐ鈍る
不思議なことに、たった数ヶ月英語から離れただけで、英語がものすごくぎこちなくなっていました。
これまでこんな長期間英語に触れなかったのは、本当に数年ぶり。すっかり錆び付いている様子。
日本語家庭で育ち、日本の学校や塾に通うと、本当に英語との接点がなくなります。
算数や国語も日本語で学ぶ方が断然効率的なので、お勉強でも英語を使う必要がありません。
お勉強の息抜きは、日本語の方が楽なので、日本語で漫画やゲーム。
意図的に英語環境を提供しない限り、こんなにも英語と接点がないものなのだな、、、と改めて気づきました。
逆にこれまでよくやって来たなと、、、
と呑気なことも言っていられないので、2ヶ月間かけて、鈍った英語力をしっかり回復させていきます。
楽しい系洋書
目指すは、英語力MAXの英検準1級合格レベルまで戻したい。
英語入試は「テスト」ですので、それなりにお勉強した方が効率的な側面もあります。
しかし、いきなりリスニングや単語となると、少し嫌気が差すだろうなと。
算数や国語に加えて、英語までお勉強かよ、、、という声が聞こえて来そうです。
回復するまではしっかりリハビリということで、まずは定番のこちら。
昨年、渋谷の丸善ジュンク堂の閉店セールで購入しておいた「Diariy of a Wimpy Kid」シリーズ。
英検2級を受験していた小学3年生の時は1冊2、3時間で読破していましたが、今はそんなに速く読めないようです。
語感が鈍っているのか、国語の読み方に慣れて深くゆっくり読むようになったのか。
中学受験の英語入試のテスト問題を見てみると、「軽く速く読む」「語感を問われる」もある程度含まれていると感じました。
このような児童書で英語を楽しめるレベルにしておくことも、とても重要なことかと思い、採用。
楽しい系アニメ
次に、英語耳。
英語入試にはリスニングの試験が含まれることがため、リスニング力ももって挑む必要があります。
まずは楽しい系教材として、英検準1級の学習の際にもお世話になったスヌーピー。
こちらは本当に息抜きになるらしく、車の中でも進んで試聴しております。
普段から塾に通ってお勉強していることもあり、このような心から楽しめる教材があるというのは、ありがたい限りですね。
楽しみながらリスニング力が上がれば、最後の仕上げとして、英検の問題を活用します。
英語入試のリスニングの過去問は、入手困難であることが多い様です。
その場合は、準1級に限らず、これまでに取り組んだ英検2級や準2級のリスニング問題(会話文など簡単なもの)は、良い練習になるかと思います。
我が家は、過去に取り組んだ英検準1級のリスニング過去問(会話文:大問1と大問3)で、テスト用に調整していきます。
単語も戻す
英単語は、正直なところ、さほどやらなくても良いかなと思っていました。
というのも、我が家が狙っている国際系の中学校は、最難関でも偏差値60弱のところです。
そこに出てくる英語の問題に、英検準1級の単語がバンバン出てくるかというと、そういうわけではない様に見えます。
ただ、出なくはない、というところがあります。
また、数ヶ月英語から離れていると(英単語から離れていると)、本当に単語が出てこない様子です。
英作文が課される学校は複数ある中で、単語が出てくるようには持っていきたい。
ということで、2ヶ月かけてしっかり、英検準1級の時に使った2つをやり直すことにしました。
特に、能動語彙の取り戻しとしてDUOを中心に。
単語の戻しは、たっぷり時間をかける必要があります。
毎日少しずつ(30分)を、12月頭から1月末までみっちり2ヶ月間取り組みます。
英作文はしっかりと
いくつかの学校では、英作文が問題に含まれています。
大抵は、英検2級か準2級レベルで十分な問題を多く見ますが、中には英検1級レベルのものを出題してくる学校もあります。
そのため、英検準1級で学んだ英作文を基本にしながら、それを一部省略したり、発展的に書いたり、という作戦にしています。
そのような調整について、具体的には、イントロをシンプルにかく、ボディのパラグラフを2つに限定する、ボティの最後の文章(リステイト)を省略する、等です。
これによって、構造はそのままで簡略的に書くことができます。
また、英検準1級の際と同様に、信頼できるオンラインの先生に添削してもらいながら進めています。
(有名な英語入試専門塾は、授業料が変に高い気がして、結局入塾しませんでした。この辺りの塾事情はまた別記事で記載予定)
英語を口に落ち着ける
最後は英会話。
英語入試には、英語での面接が含まれる場合があります。
日本語/英語での面接と記載されているので、さほど英語力が問われる比重があるとも思えませんが、きちんと英語で意思疎通ができるか程度は測られるかと。
もっと書くと、「資格欄に英検準1級と記載されてあるが、それが本当かどうか」くらいは見られる気もします。
中でも、英語資格で特待制度や英語試験の免除制度を設ける学校では特に覚悟する必要がある気がしています。
その際に、「しばらく英語から離れていたせいで英語が出てこない」という状況はかなり辛いです。
そこで、1ヶ月だけ恒例のネイティブキャンプに加入することに。
これを毎日25分やっていきます。
子供だからでしょうか、最初の数回をやるだけで、これまで辿々しかった英会話がみるみる流暢に戻っていきます。
まるで英語脳が解凍されていく様な感じです。
(最近は、安価なAI英会話も流行っているようですが、久しぶりにやってみて、外国人とのオンライン英会はやはり良いですよ。)
このプロセスはさほど時間がかからない様なので、1ヶ月くらい実施して「英語を口に落ち着ける」ところまで持っていきます。
まとめ
これまで算数と国語に全振りして来たので、最初は英語がしっかり回復するか不安でした。
しかし、1ヶ月くらい経つとほとんど問題ないレベルまで戻っていました。
英語入試を選択するのに、「英語の準備ができなかった」では本末転倒。
しっかり時間を確保して、4技能において万全な状態にしておきたいと思います。
ここから先、最後の2ヶ月間は、過去問も使いながら、英語、算数、国語を満遍なく学習していきます。