こんにちは、なみすけ85です。
現在小5長男の英語学習についてです。
ここ1年間は洋書やオンライン会話等の実践教材を中心に実施し、最近は英検準1級の学習をしています。
中学受験と並行しながら頑張っているなと思いつつも、最近見ていて感じることは、
「昔教えた文法が結構飛んでいるな。。。」
ということで少しだけ文法を補強することにしました。
文法忘れた?
さて先日受験した英検準1級本番のエッセイで出たお題はこちら。
2022年第1回 英検準1級
Should people’s salaries be based on their job performance ?
そんな内容は小学生では答えにくいというツッコミはさておき、
息子はこれを以下の様に主張していました。
I believe that people’s salaries should be based on their job performance.
First, the salaries that be based on job performance ….
With the salaries that be based on job performance…
しかも、 この一文(名詞句)を軸に話を展開する書き方を採用しているため、一つのエッセイの中にthat beが多発。
英検準2級や2級で教えたのは2、3年前なので、使わないと忘れるのは当然。
文法用語は知らなくても良いと思っていますが、これらを適切に使えないのは問題なので、少し文法を補強することにしました。
多用する「後置修飾」
英語を話すときに、後から後から前の単語や文章に対して説明を加える話し方は、とても大切になります。
これができることで、どんどん話を付け足せるので、英語の流暢性が格段に良くなります。
とりあえずthatに関しては、以下4つをパターンで覚えて、使えるようになるのを目指します。
1.
Thatの形: I got a TV that gives me a lot of information.
簡潔な形:I got a TV giving me a lot of information.
2.
Thatの形:I found a coffee table that is made of wood.
簡潔な形:I bought a coffee table made of wood.
3.
Thatの形:I like the T-shirt that my mom gave to me.
簡潔な形:I like the T-shirt my mom gave to me.
4.
Thatの形: I bought a PC that is expensive for me.
簡潔な形:I bought a PC expensive for me.
とりあえず、that関連ではこんなところかなと。
thatを使う場合、省略して簡潔にいう場合、この2つの同時習得を目指します。
文法学習の仕方
ところで、英文法はどうやって子供に教えますか。
正直なところ、私も上記4パターンをそれぞれ何という文法用語を用いて説明すべきかわかりません。
しかし、パターンで覚えており、実践で使えます。
目標は、難しい文法語「関係代名詞」が言えるようになることではありません。
文法を自然に使えるようになることです。
文法は、パターンで覚え、口頭で使えるレベルまで持っていく
当たり前ですが、英文法の習得とは、実用ありきの練習が良いと思っています。
子供は覚えるのも早いが忘れるのも早い。
抜け落ちたパズルのピースを再度組み込むように、小出しで英文法の学習を挟むと良いです。
小学生高学年以上であれば
小学生高学年以上であれば、何か1冊文法がまとまった書籍があると良いか思います。
我が家も中学高校に向けて1冊しっかりした物を購入予定ですが、まずは直感的にイメージで文法を体得して欲しいと言う意味で、以下を使っています。
文法をイメージで捉えることを可能にした1冊です。
例えば、冠詞「THE」の説明では、スポットライトが当たるイメージ。
大人向けの英語学習でもおすすめしたものですが、日本語の説明ある程度読める子供であれば十分使えるかと思います。
イメージや気持ち(ハート)で説明される英文法は、記憶に残り、何より実践で使いやすくなります。
英検への効果
英文法がしっかりすると、当初英検エッセイで問題となった文法をミスをしなくなります。
もちろん2次面接でも長い文章を数珠繋ぎ的に話せるようになることは、大きな効果を発揮します。
また、読み聞きにおいても、構造的に文章を理解できるようになります。
具体的には、文章の前後関係が整理される等々。
まとめ
このように小出しで忘れた文法を復習するのは良いです。
そして復習するときは、日本語の文法用語ではなく、英語自体に目を向け、パターンで覚えて口頭で使えるように。
今後我が家の英検は、SCBTも検討しており、一日のうちにLRSWの4技能試されることとなります。
その場合においても、文法がしっかりしたアウトプット(SW)ができると無用な減点がなくなります。
あくまで使うことを前提とした文法学習。
このような文法学習を長い学習プランの中で要所要所挟むと、頭が整理されて良いかもしれません。