こんにちは、なみすけ85です。
我が家では現在小学2年生の息子に英検を見据えながらお家英語をやっております。小学1年生で英検準2級まで合格したものの、英検2級を受験するにはまだまだ早い様子。
しばらくの間英語の試験を受けないのも刺激がなさそうなので、モチベーションアップのためにも国連英検ジュニアテストAコースを受験してみました。
「一般の英検と国連英検ジュニアテストの相関がわかる。」とまではいきませんが、この記事では英検準2級レベルの小学生が受験するとどんな結果になったのかを取り上げます。
Contents
国連英検ジュニアテストとは
国連英検ジュニアテストの一覧表です。(パンフレット写真のため見にくくてすみません)
全部で6段階あり、Eコースから始まり最高でAコースとなっています。
問題の内容は全く国連には関係はなく、一般的な日常生活についてです。イラストや簡単なグラフを見て正解を選ぶ、という感じでまさに子供むけの英語テストです。
国連英検ジュニアテストAコースの受験手続き等については、ざっくり以下の様な感じです。
- 申請方法: 原則として学校・教室・塾・スクール等団体受験。ただし個人受験の場合はホームページ問い合わせより受験可能。http://www.kokureneiken.jp/contact/
- 受験会場: 個人の場合は東京の新橋駅付近
- 受験費用: 2700円(各コース共通)
- レベル: 英語学習5年程度で中学2年生程度。問題のほとんど(80問のうち60問)がリスニング
- 開催頻度:年2回(6月下旬・11月下旬)
一般の英検と比較して受験費用が安い点はメリット、個人受験の場合の開催場所が東京となり、かなり限られるのがデメリット。
また難易度はリスニングの比重がかなり大きいため、レベルは英検4級〜3級程度と言いつつも、しっかり英語耳が育っていないと十分に得点できない可能性があります。
テスト対策
あくまで個人的な意見ですが、国連英検ジュニアテストはテスト対策をして受験する性質のものではありません。
特に専用の問題集が多数出ているわけでもなさそうなので、日々の英語学習の進歩や実力チェックとして活用するのが良さそうです。あくまで今後の英語学習の指針としてのイメージです。
ただ全く何もやらないで受験するのは、特に小さいお子さんには無理があります。問題形式に慣れていないと、本番で回答できないためです。
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我が家では問題形式への慣れのため、2回分収録の過去問だけやって本番に挑むことにしました。
試験本番
試験開始は午前10時から。
東京会場の場合はJR新橋駅が最寄り駅となります。駅から歩いて10分くらいのビルの地下にいきます。
会場に着くと、小さい子供たちと親御さんで一杯(20人くらいかな)の控え室。下は幼稚園から上は小学生高学年まで。
そのせいか、一般の英検よりもかなりアットホームな感じで、試験官の方が「テスト始めまーす(ニコニコ)」という感じ。なんだが子供を習い事に連れてきている感覚になりました。
試験問題のカバーページはなかなか難しそうですが、中身はイラストがたくさんあり、とても可愛い感じとなっています。
テストの最中は英検と同じで、親が試験部屋の横の控え室で待機です。
やはり子供向けのテストの良い点は、子供に余計な負荷がかからない点だとしみじみ思いました。
リスニングとリーディング合計で50分。英検2級の110分と比べると半分以下なので、テストが終わってもエネルギーが有り余っている様子でした。
試験後は新橋付近を2人でのんびり散策。小さいお子さんにはこれくらいがちょうど良いかもしれませんね。
結果
受験して約1ヶ月後、結果が到着しました。
英検準2級を取得した後の95点が、息子の成長を示しているのかどうかはわかりませんが、各項目に置いてとりあえず評価★5となっているので良しとしました。
喜びよりも、安心感の方が大きかったです。なお、合格すると有料ですが、認定級が刻印されたキーホルダーや認定証フレームがもらえるそうです。
息子はキーホルダーを異様に欲しがったので、「合格したら買ってあげる。」を受験のモチベーションとして活用しました。
また国連英検ジュニアテストAコースに合格すると、通常の国連英検E級またはD級が次のステップとなります。
上表の「要求される英語レベル」を上から見ると、特A級が英検1級超、A級が英検1級、B級が英検準1級、C級が英検2級、D級が英検準2級、E級が英検3級くらいでしょうか。(ここは推測です。)
しかし「目指す職種」はなかなか興味深い。
とりあえず我が家はここで一旦国連英検とはお別れして、また英検2級を見据えながら英語学習を続けていきます。
まとめ
テスト対策がやりにくい国連英検ジュニアテスト。
だからこそ素の実力計測という点で意味がある、という考え方もできます。
特に英検5級〜3級までのお子さんで実力を測ってみたいという方で会場の都合がつく方は、一度受験してみるのも良いかもしれません。
何より普段からお家英語だけで他の子供たちと接点がない我が家にとって、同年代の子供たちと同じ英語のテストを受けるという経験は、親子ともに良い刺激となりました。