本日は英検1次試験の本番でした。
英検4級の際は妻が息子を会場に連れて行ったので、実は私にとっては初めての英検引率。「やる気MAX!」と意気込む息子の隣にいる私の方がなぜか緊張してしまいました。
会場は池袋から東京メトロ丸ノ内線で二駅先の「茗荷谷」駅にある「貞静学園中学・高等学校」でしたが、田舎出身の私は恥ずかしながら駅名も学校名も漢字の読み方がわからないという、思い出の会場になりました。
会場入り
会場到着後、息子と共に受付を済ませると、私は保護者シールを胸に貼り、会場の教室に息子と一緒に向かいます。
ほかの受験生と比較すると息子は一番小さいくらいかなという感じでしたが、同じ教室には同年代の子も数名いて、息子も少し緊張が緩和された様子。
またぱっと見ですが、この教室にいた受験生はおそらく全員小学生。英検側の配慮で、中学生用の教室と小学生用の教室を分けてくれた様でした。
私としては、真剣に受験する中学生にとにかく迷惑をかけたくなかったので、これには私も一安心。
規定の集合時間の13時まで少し時間があったので、息子と一緒にトイレに行ったり、鉛筆やハンカチの準備、そして試験の時間配分を二人でしつこく確認。
予定通り、保護者は試験開始の5分前まで試験会場にいることが許されました。
13時10分に回答用紙が配布され、息子の受験番号や名前等の必要事項を私が速攻で代筆。
リスニングの音声チェックも一緒に行い、5分前の13時25分に退出しました。
試験本番
会場を一旦出た私は近くのカフェでアイスコーヒーを頼みつつ待っていましたが、中々落ち着かないものです。
「小学生の息子にとっては、失敗しても失うものなんて何もない、ただの一つの挑戦である」と頭を整理していました。
約1時間半後に会場に戻りましたが、改めて考えると、小さい子供にとっては非常に長い試験であることを実感。
試験が終わり、息子が教室から出てきました。まずは試験官に注意されていない(他の受験生に迷惑をかけていない)ことを確認しました。
その後、出来を聞くと「まあまあ」とのこと。
リーディングとライティングの回答具合を確認すると、私が教え損ねていた使役動詞makeの問題がバッチリ出ていたり、凡ミスも数問ありと、練習よりは出来が悪い結果に。
ただ私にとって、「もはやこの年代の子の凡ミスは想定内と考えて学習計画を立ててあげる方が良い」というのは新たな発見でした。
ライティングは練習していないパターンが出て、内容は小学生低学年なりの文章ではあるものの、まあ合格点かなという感じでした。
マークミスがないことを前提にすると、得点は7、8割という結果でした。リスニングがいつも通り8割くらいできていれば、英検3級1次試験は合格でしょう。
(ただやはり試験中はかなり緊張したとのことなので、どう転ぶかはわかりませんが)
さて、これで前回の4級合格から約4ヶ月半、とにかく長かった英検3級1次試験の勉強も終わり。
教え損ねた項目は後日フォローアップするとして、本番もよく頑張った息子にはご褒美として、以前から行きたがっていた池袋のポケモンセンターへ。
試験後の疲労感は皆無でテンションは最高潮。良いリフレッシュができた様でした。
今日はたっぷり休んで、数日後からは初めての英検2次試験対策開始となります。まずは参考書を揃えるところからなので、親子共々引き続き頑張って行きます。
1次試験の結果
受験して約2週間後の月曜日、合否速報の発表がありました。
昔と違って、英検1級と準1級は13時〜、2級は14時〜と発表は各級時間をずらして行われました。
「英検の合格発表は決まってサイトが混雑し過ぎてアクセスできない」という恒例の現象が解消される様です。
さて3級の発表は15時〜でした。結論から言うと、無事合格しておりました。
が、なぜかギリギリ合格。当初は合格は間違いないなんて予想していたのですが、、、
内訳は以下。
自己採点と同様8割弱。
予想通りといえばそうなのですが、合格オンラインといった感じでした。英語が正しくても、やはり理由付けが論理的に甘かったり、質問に対して少しズレていたりあるのでしょう。
小さい子供だからといって採点が甘くなるなんてことは全くない様です。
因みに、英検のホームページを確認すると、評価ポイントとして、しっかりこんなのが含まれていました。
小さいお子さんの場合はここで点数が低くてもさほど気にする必要はないかと思いますが(というか仕方がないですが)、合格するためには、ライティングは得点できない前提で、他で補える様学習を進めることが大切かもしれません。
問題はリスニングで、とにかくスコアが異様に低い。一体何が起こったのだろうか。マークミス?疲れによる集中切れ?息子に聞いてみても、理由ははっきりせずでした。
テストは何が起こるか分かないことを改めて思い知らされた合否速報でした。
まとめ
小学生低学年にとっては、英検はちょっとしたイベントです。
まだまだ集中力が養われていない子供。
本番ではミスも多発すると思われますが、その辺は適当に見ておく程度で十分かと思います。
また、もちろんテストの内容も大事ですが、その後のリフレッシュや合否の瞬間を親子で分かち合うのも意外と楽しい思い出になるかもしれません。