中学受験(英語入試)

中学受験(英語入試)の学習状況 #2

こんにちは、なみすけ85です。

すっかり朝晩が冷え込む季節となり、だんだんと中学受験本番が近づいてきました。

我が家は小学6年生の1学期に、なんとか英検準1級を取得し、夏休みから本格的に中学受験の勉強を開始しました。

やはりみなさんが苦労されているだけあって、中学受験は一筋縄ではいかないところを我が家も痛感しております。

一旦、本格始動から約3ヶ月経過しましたので、どのように進んでいるのか学習を記録しておこうと思います。

まず3科目に絞った

これは前回の#1の記事でも記載しましたが、理科と社会を捨てて、英語・算数・国語の3科目に絞りました。

まだ受験は終わっていませんが、この選択は我が家にとって本当に正解でした。

というのも、以下に記載しますが、夏休みから中学受験の勉強を本格的に始めた場合、算数と国語だけで本当に手一杯になります。

ハチマキを巻いてこの1年だけは死ぬ気で勉強するのであれば、理科と社会も可能かもしれません。

しかし一般的には、6年生の夏休みから本格的に中学受験に取り組む場合、「子供の能力(相当賢い)」と「子供の努力(寝る時以外勉強する)」の両方がない限り、実現不可というのが体感です。

もちろんスタート時点の実力にもよりますが、我が家のように、志望校の偏差値から乖離している場合は特に、、、

また我が家のスタンスは、「勉強中心の生活にはなるが、友達と遊んだり、大好きなマンガやゲームを楽しむ時間を捨てない」としています。

算数と国語の勉強に追われますが、それでも自分の好きなことを楽しむ時間は毎日あります。

そのおかげかメンタルの状態がよく、中学受験yearと言えど、とても健康的に毎日を過ごしているように見えます。

7月末から10月末の学習記録(3ヶ月)

さて、お勉強の方はどのようにすすめているのかを記録しておこうと思います。

家での学習時間の振り分けは、苦手な算数に一点集中。

詳細には、算数8.5割、国語1割、英語0.5割 という感じです。

また、親のサポートは、原則、家での学習管理のみです。

11月頃からは志望校の過去問を解き始めるので、10月末までに基礎力となる部分を終わらせたい。

このようなスケジュールについては、なかなか子供だけで計画・実行は難しいので、日々の進捗とカレンダーを見ながら親が「今日はここまでやってね」とレールを敷く形をとっています。

また勉強のモチベーションを上げるのも親の役目と捉え、タイミングよくイベントや息抜きを挟めるように配慮しました。

全体的な進め方については、塾の授業やテストをペースメーカーにして、各教科は以下のように進めました。

また家での学習では、たまに「解説を見ても分からないから教えて欲しい」と言われた時に説明をしますが、基本的には、自分で問題を解いて、自分で解説を見て理解するスタイルを取っています。

算数

中学受験の算数は、大変難しく、息子にも苦手意識があるようでした。

算数は、一部の算数が特別得意なお子さんを除き、「解いたことがある問題をある程度覚えていて、似た問題が出題された時に解けることで、点数が伸びる」のかなと思いました。

要は、はじめの一歩として、パターン暗記みたいなものが必要なんじゃないかと思い、「やった問題は必ず解ける」状態を作ることを心がけました。

具体的には、夏期講習の際に配られる夏期講習テキストをマスターです。

息子が通っている塾(日能研)の夏期講習テキストのは、合計400問程度で構成されており、レベルが「低」「中」「高」の3段階に分かれています。

このうち、まず「低」を完璧にするのに、夏休みを全て費やしました。

その後、「中」に取り組むのですが、なかなか難しいようで、ようやく10月末頃にマスターしました。

「高」は捨ててます。。。

国語

塾と相談したところ、まずは算数のレベルを上げないとまずいという話になり、国語は夏期講習とそこで出る宿題を頑張ってやるだけに留めました。

また漢字でかなり失点していたので、こちらも塾に相談し、本当にミニマムな漢字の問題集だけ完璧にするというスタイルを取りました。

一方で、文章を読むことは昔から好きなようで、「模試に出てきた物語や小説の続きが読みたい」と言って自分で本を買っていました。

おそらく本質的なところは分かっていて、テスト慣れすれば結果は出るかもと少し楽観視。

そのため最低限の暗記系(漢字や語句ことわざ等)だけやる方針です。

(というか国語の勉強ってどうすれば良いのか親がわからない、、、というのが本音かもしれません)

英語

過去最高に何もしていません。

たまにスヌーピーを見たり、準1級の頃やっていたSDGsを聴いたり、中学受験向けのエッセイを書いたり。

本当に散発的に。

この3ヶ月で合計10時間も英語に触れていないのではないかと思います。

このやり方については、客観的な英語力の証明を取得したからこそ、ほぼ全てのリソースを算国に振ることができている気がします。

多少英語力が下がったとしても、出願する学校にもよりますが、中学入試の申し込みの際に「英検取得」を記載することができます。

英語試験免除ではなく英語の試験がある場合にせよ、11月からの取り返しで十分間に合う感じあります。

結果が出始めたのは2ヶ月後

たくさん頑張った夏休み明けのテストでは、夏休み前と結果がほとんど同じでした。

息子本人も「あれだけ頑張ったのに」とガッカリの様子。

しかし、本格始動してから2ヶ月半くらい経過して、塾のテストや模試で少し結果が見え始めました。

夏休み前の模試と直近の模試の偏差値と比較すると、算数は41→46、国語50→63、となっておりました。

やはり他の勉強と同じように、頑張って詰め込んで、体得して、実際に自分の知識としてアウトプットできるまでに昇華するには、時間がかかるようです。

ラグが入って非線形的な伸びなりますが、やった分はしっかり結果に反映され始めているようです。

時間内に解き終わる、計算ミスを最小化する、等テスト慣れすると、もう少し伸びそうです。

まとめ

3科目に絞ったとはいえ、中学受験の勉強を本格的に始めるのが小学6年生の夏休みからだなんて、そもそも無謀でふざけた計画なのかもしれません。

ただ、我が家では、「中学受験のために英語を長期間捨てる」という選択だけは取りたくなく、ギリギリまで早期英語をやった形となります。

もちろん全敗の可能性もつきまといます。

しかし、親も子も「これ以上はやりきれない」とラインだけはしっかり見えているので(笑)、これで突き進んでみて結果を見る他に道はない、と言う感じですね。

また学習進捗が出てきたら記事にしたいと思います。

中学受験本番まであと100日。

ABOUT ME
なみすけ85
会社員(38)。2児の父。趣味でブログ運営。英検1級、TOEIC満点、国連英検特A級(外務大臣賞)。できるだけ金のかからない自宅学習法を目指して発信。