こんにちは、なみすけ85です。
前回をもって息子は英検準1級に晴れて合格したわけですが、もともと2回連続でS-CBTを予約していたため、もう1回分受験できます。
さてどうするか。
良い意味で計画が狂いました。
しかし、ここは英検ブログ7年目。
実験・リベンジの意味も込めて、この回まで英語学習を継続して受験することとしました。
Contents
本番
前回神奈川で受験したのが5月、そして今回はその1ヶ月後の6月です。
本来であれば、英検合格後はほとんど手付かずの中学受験(通塾とかろうじて宿題だけで対応)にシフトすべき。
たった1ヶ月間ですが、我が家にとっては貴重な時間です。
ただ、息子自身も前回の本番でリスニングが上手くいかなかったことが悔しかったらしく、再チャレンジしたいという意気込みもあり、もう1度本番を受験することにしました。
受けるからには、当然しっかり準備をして挑むのが我が家のスタイル。
今回は、運よく近場の新宿会場の予約が取れました。
ビルの中に大きな時計があるのが印象的な新宿会場
さあ失うものは何もない!ということで本番に挑みました。
試験を終えて帰ってきた息子からは「リラックスして挑めた」とのことで、悔いなしの様子。
さあ今回で本当に小学生の英検は終了です。
結果
S-CBTの結果発表は、スピーキングの採点を含むせいか、従来型英検の発表より遅いです。
1ヶ月後、ようやく合否閲覧の案内メールが届いたので開けてみると
お、落ちとるやないかいw
1次試験は合格ですが、なんとスピーキングが1点足らず不合格。
スピーキングは前回8割5部程度のスコアを得た得意分野なはず。
なぜだ…
詳細を息子に聞くと、実は、仕事や職場がトピックとなっていたため、話す内容が中々思いつかなかったとのこと。
これはしょうがない。
一方、リスニングのリベンジは果たせのかというと、
そこはしっかり本人が満足できる結果になっていました。
小学生にとっての英検準1級とは
あえて再度、このサブタイトルで書きたいと思います。
小学生にとっての英検準1級は、「合格には運も必要な場合がある」です。
我が家のように英語力がギリギリの小学生であれば、出題される内容によって合否が大きく左右されます。
自分が知っている領域や興味があるもの、想像できるもの、であれば、あとは英語力の問題です。
しかし、仕事の話や紛争の話など日本語であっても経験したことがないようなものは、中々回答できないし、それは仕方がないこと。
これに関しては、練習量というよりは、単純に小学生に適さない問題が一定量含まれることを覚悟して受験しなければなりません。
ですので、前の記事で小学生に英検準1級を勧める場合がある旨記載しましたが、「小学生には理解し難い内容を含む出題」と上手に付き合えることも条件になります。
我が家では、自宅での練習でも本番でも、比較的理解しやすい新しい知識(例えば、アフリカ民族の衣装に関する長文読解)はしっかり取り組み、政治・経済・紛争系は全てスキップする方針を取りました。
まとめ
比較的余裕をもって合格した後、さらに1ヶ月勉強して挑んだ英検準1級。
近場の受験会場に加え、合格済みであることにより、リラックスして受験もできるはず。
しかし落ちました。
小学生は、知らないトピックのライティングやスピーキングとなると、途端に回答できなくなります。
そして英検準1級では、その問題が一定数出題される。
英検1準級は大学生レベルの英語ですので、当たり前と言えば当たり前ですが、英検準1級を目指すご家庭は、そこはしょうがない、と割り切る必要があります。
そして複数回の受験で乗り切る計画を立てましょう。
英語力につながる学習ができていれば、受験を続けていると当たる回がきます。
これが英検準1級。
前回の合格記事を書いた手前、今回の不合格を掲載しようかどうか迷いましたが、「小学生にとっての英検準1級」をよく表していると思いあえて掲載しました。
この記事が、準1級受験を検討されているご家庭の判断材料の1つとして役立つことを願います。